個室の設計におけるポイント

やりたいこと、譲れないことをリストアップしてみよう

個室で何をするのか、どんな使い方をしたいのかをしっかりイメージしておきましょう。住み始めてから「こうじゃなかった」と後悔しても、決めてしまった間取りは変更できません。収納や窓、コンセントの位置などは特に重要です。個室での生活を想像ながら動線を想定すると、どこに何が必要になるのかが見つかりやすくなります。

趣味の部屋、夫婦の寝室、仕事部屋、子供部屋など個室の使い方は様々です。10年、20年先のライフプランも検討しながら、個室の使い方を検討してみてください。ベースとなる間取りを取り寄せてみて、生活を思い描いてみるのも良いかもしれません。沢山の間取り図を見比べることで、より生活しやすい個室を設計することができます。

沢山の間取り図を見て失敗から学ぼう

実際に暮らしてみないとわからないこともありますが、事前に対処をすることで回避できる失敗もあります。まずは、どんな失敗例があるのかを学んでおきましょう。外的要因にも注意が必要です。家の向きや周りの環境によって、採光や風通しが悪い場合があるかも知れません。そんなときには窓の位置を変えることで解決出来る場合があります。振動や騒音も同様に、ある程度は事前に対処することが出来ます。

図面では広く見えていた部屋でも、実際にできあがってみると狭く感じてしまう事があるかも知れません。ベッドや机などの家具を置くスペースも考えながら設計しましょう。収納が少ないと使い勝手が悪く感じることもあります。自分の生活スタイルと失敗例を比べながら、より納得出来る個室を設計していきましょう。