庭やベランダの設計におけるポイント

ペットがいる家庭は庭にドッグランを作る

犬などのペットを飼育している方々が注文住宅の庭を設計する際には、庭にドッグランを作るのもおすすめです。ドッグランがあるだけでペットの運動不足を解消できて、愛犬と遊ぶことで飼い主のストレスを発散する効果も期待できます。庭にドッグランを作るのなら天然芝か、人工芝を敷くことで地面にクッション性を持たせてください。人工芝は熱を蓄えやすいので、夏場にドッグランで遊ぶ前に水を撒いて熱中症を予防することも重要です。ドッグランを設計する際には水分補給や掃除をこまめに行えるように、庭に水道設備を取り付けてください。愛犬が自宅から逃げ出さないように柵を大きめに作るなど、トラブルを防ぐことも考えて庭を設計してください。

日当たりを考えてベランダを設計する

注文住宅のベランダを設計する際には日当たりの良さを重視して、洗濯物が乾きやすい空間を作ってください。900mmほどのサイズの軒を取りつけることで、太陽が高い位置にある夏場には陽射しを遮り、冬場には日光が射し込みやすいベランダを作れます。エアコンの室外機をベランダに設置するのなら、室外機に直射日光が当たらないように日当たりを調整することも重要です。室外機に直射日光が当たり続けるとエアコンの性能が落ちて、電気代が余計にかかる可能性もあります。ベランダの一部にサンシェードを取りつけて、その下に室外機を置くことで温度上昇を防止するのも対処法の一つです。日当たりの良さを重視してベランダを設計したいのなら、南の方角にベランダを用意してください。